ご挨拶

Message❶

リチャードG ブラサード会長より

日本にカイロプラクティックを
根付かせるのが使命

健康でありたいと思うことは、アメリカ人や日本人だけでなく、全世界の人々の願いでもあります。日本も戦後10万人しか医師がおらず、医師不足が深刻でしたが、新設医大の数も増え現在は30万人の医師がいると聞いています。医師の数が3倍に増えたら病人の数は3分の1に減るはずですが、今の日本の病院には、患者が溢れかえっています。
我々もまた然りです、我々の手は” 神の手” ではありません。私自身、アメリカで50年以上カイロプラクターとして活動しております。患者様の為には常に最高の技術を提供することが必要です。カイロプラクティックを通して、患者様本人の免疫力、自然治癒能力の向上を図ることこそ、命に備わった完治へのプログラムなのです。
JCAにおける全ての会員がカイロプラクティックの技術や知識を高め、患者様を最優先に考えた活動を推進していきます。日本においてカイロプラクターを養成し、カイロプラクティックがしっかりと根付くことが、JCAの会長である私の使命であり、最大の喜びです。 日本カイロプラクティック連合会
会長
R.G ブラサードD.C.

※文中に「患者」などの表記がありますが、本場アメリカでの発言ですのでご了承ください

Message❷

岩間 信憲 顧問より

日本のカイロプラクティック普及の成否は我々の双肩にかかっている

日本カイロプラクティック連合会は日本最大級のカイロ団体です。その目的は日本におけるカイロの普及のため、アメリカの協力のもとで会員に正しく継続的に教育することにあります。
残念ながら日本ではカイロは国家資格制度もなければ、世界基準を満たす学校機関が存在しません。カイロを学ぶハードルは高いといえます。そのようななか、我々は①数日間の集合集中型のセミナーでの画一的な座学、②全国約300の支部ごとに行う勉強会やインターン等の臨床実習、③通信教育、以上を複合して提供しています。カイロを数年間学校で学ぶものではなく、生涯学習と捉えることで日本の環境下でも継続的に提供できる教育システムを構築し今日に至っております。
1977年から約半世紀活動していましたが、2025年からは誰が何時間習得したかをカウントする単位制度を導入し、受講する人々、施術をうける人々に安心・信頼していただこうと活動しております。
また業界内に結束したカイロ団体が存在しないなか、我々は会員に対して厳格なルールを設定することによる安全管理や、事故があった際の保険制度を団体として導入をすることができます。我々はチームとして業界を牽引していく覚悟を持って活動をしています。
我々の目標としては、WHOが定めたカイロプラクティックの教育基準である2500時間を習得したカイロプラクターをたくさん生み出し、資格制度を提供し、さらにそのカイロプラクターが継続的に質の高いヘルスケアを提供するように指導し続けることです。そして既存の医学を尊重しお互いの強みを活かして、人々の生活の質の向上を目指していきたいと考えています。
日本のカイロプラクティック普及の成否は我々の双肩にかかっているという覚悟で世界に、日本の人々に発信していく所存です。宜しくお願い致します。

日本カイロプラクティック連合会
顧問
岩間 信憲D.C.

Message❸

小林 豊 顧問より

人々の笑顔と安楽な生活のために

日本カイロプラクティック連合会の皆様、顧問の小林です。私が顧問を務めることになったのは、医学とカイロプラクティックの間に存在する大きな隔たりを埋めるためです。そして、カイロ業界の教育システムの構築、信頼性の高い資格制度の創設、社会におけるカイロプラクターの確固たる立ち位置の確立という、重要な使命を果たすためでもあります。

アプローチは違えども、私たちが目指す最終的なゴールは一つです。それは、人々の痛みを取り除き、心からの笑顔と安楽な生活を取り戻すことに他なりません。科学的根拠に基づいた医療(EBM)が求められる現代において、人々のQOL(生活の質)向上という共通の目的地に向けて、両者が手を取り合うことが不可欠だと確信しています。

この共通のゴールがあるからこそ、互いの専門性を尊重し、強みを活かすことで、より包括的で質の高いヘルスケアを提供できるのです。皆様と共にこれらの目標を一つずつ実現し、信頼されるプロフェッショナルとして、国民の健康を共に支える未来を築いていけることを楽しみにしています。
日本カイロプラクティック連合会
顧問(医師/医学博士)
小林 豊 MD., PhD.